アトリエ・ダンタンの風景

今週からアトリエ・ダンタン神戸店は営業を再開させていただきました。すぐに元通りというわけにはいきませんが、このような状況の中、お問い合わせのメールやお電話をいただけたり、ご来店くださったお客様に「久しぶりに来ることができて嬉しい」とお声をいただいたりすることで私たちは元気をもらっています。お客様をお迎えするにあたり店内に季節のお花を飾るなど、これまで当たり前に感じていた日常が今ではひとつひとつに改めて感謝しながら、またたくさんのお客様とお会いできる日を心待ちにしています。夏を前に出番を待ちわびた洋服たちもご紹介させていただきたいですし、アトリエ・ダンタンの店先の咲いたばかりのフェイジョアの花もぜひご覧いただきたいなと思います。

さて、今回の「アトリエ・ダンタンの風景」では、先週のジュエリーに引き続き、レザーシューズのお手入れ方法をご紹介します。レザーシューズは秋冬のものと思われている方も多いと思いますが、私たちスタッフは季節問わずR.U.のレザーシューズを愛用しています。素足で合わせてみたり今の季節にしかできないレザーシューズの愉しみ方があります。お手入れ方法もこの機会に参考にしていただければ幸いです。

クリームはお好みで靴にあったものを選ぶ
磨き上げられた艶のあるレザーシューズを履いていると自然と背筋が伸び、不思議と気が引き締まります。また一方ではちょっと古ぼけて見えるくらいに履き込まれ、深いしわが刻まれたレザーシューズにも惹かれます。使用するクリームを変えてみたり、お手入れの仕方を試行錯誤しながら自分好みに育てるのもレザーシューズの楽しみのひとつです。
ほこりや汚れは履いたその日に取り除く
レザーシューズのお手入れとして大切なのは、履いたその日にブラシで表面のほこりや汚れを払っておくこと。それだけで随分ときれいに保つことができます。そしてクリームを時々塗ることでレザーに栄養を与えるだけでなく、油膜でレザーを保護してくれます。クリームはやわらかい布やスポンジに少量取ってレザーの表面に薄く伸ばします。使用するクリームは植物性の無色のものがムラになりにくくおすすめです。
毎日履かず、休ませる
お気に入りの靴は毎日でも履きたくなりますが、少なくとも1日くらいは間隔を開けて休ませます。長期間仕舞う前にはしっかりと汚れを取って、カビが生えないよう通気性の良い場所に保管します。また、出来れば型崩れを防ぐためにシューキーパーを入れておくのがおすすめです。
自分の肌をお手入れするように
レザーシューズのお手入れは難しく感じるかもしれないですが、自分の肌をお手入れするようになんとなく乾いているように感じたらクリームを足す、くらいの感覚で良いと思います。お家でのお手入れについて何かお困りの際は、お気軽にスタッフにご相談ください。お家でのお手入れが難しい場合は、アトリエでもメンテナンスを承っております。すり減ったソールの交換やレザーの染め直しなど、お修理をご希望の際もいつでもお問い合わせください。

先週更新したアトリエ・ダンタンのジュエリーのお手入れ方法はこちら。 Enjoy youeself at home

 


アトリエ・ダンタンの風景

アトリエから届いた新しいジュエリーやお洋服のこと、スタッフが愛してやまない靴のことだったりそんな何気ない日常「アトリエ・ダンタンの風景」をお届けしています。

アトリエ・ダンタン 神戸Atelier d’antan KOBE

神戸市中央区栄町通 2-1-13
078.392.0481
12:00-19:00 営業しております。*水曜 店休日
kobe@atelierdantan.jp

アトリエ・ダンタン 東京Atelier d’antan TOKYO

東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング2F
03.6268.0881
現在、緊急事態宣言に伴い当面の間、臨時休業しております。
tokyo@atelierdantan.jp

アトリエ・ダンタンの風景一覧へ