矢野義憲 展 オブジェのような箱

2018年12月15日(土) – 23日(日)11:00 – 18:00  作家在廊日 12月15日(土)・16日(日)
@ TASTE & TOUCH DECO 神戸市中央区海岸通1-2-10
 
 
この度2年ぶりに矢野義憲さんの個展を神戸テイスト&タッチ デコにて開催します。開催にあたり、わたしたちは矢野さんのアトリエを訪ねました。造形物として人を惹きつける矢野さんの作品。その背景には、木がそこにある意味や答えを誰も問うことがないのと同じく、ただ眺める時間を愛おしく感じさせてくれる糸島での生活がありました。そこで感じたことをみなさまにもお伝えしたく、全3回にわたってこのウェブマガジンでお届けします。
 
 

 
 
第1回 展示について

今回の展示には矢野さんが「箱」と呼ぶ作品を、私たちは「オブジェのような箱」として多数ご紹介いたします。器という名のもとに旬の食材を盛る、ある時には花を活け、ある時には大切な道具を仕舞う。使い手次第でいかようにも成るその箱は私たちの日常にあらたな美の観念を芽生えさせてくれます。矢野さんが生み出す生命を感じる造形美に、想像力を掻き立てられることでしょう。
 
 

 
 
冬暖の会
2018年12月15日(土) ① 11時30分〜 ② 15時30分〜   各回6名様限定  *まだ若干名のお席をご用意できます。

 


 
2年ぶりとなるテイスト&タッチ デコでの会期初日に矢野さんが中国茶をサーブしてくださる時間を設けております。11月に展示会のため台湾に滞在された矢野さんが、その地に根付いたお茶の文化に触れ、これまで以上にお茶の時間をさらに愉しめるようになったとお話ししてくださいました。ほんの短い時間となりますが、矢野さんとの時間をお愉しみいただけたらと思います。

●こちらのご予約はメールでのみ承ります。ご希望日時とお名前、ご連絡先を明記の上、お申込みください。また、ご予約はメールの返信をもって完了とさせていただきます。
 
 



矢野義憲 やのよしのり

1998年 スウェーデン、エーランド島の手工芸学校カペラガーデンに留学。帰国後、木工造形作家の元で制作を始め、2003年 福岡県糸島市 自宅に工房を構える。国内だけでなく、海外での展覧会など活動の場を広げている。