松林誠さんから「屋根のない商店街 2022 冬」の表紙になる画が届き、歓声と共に社内がそれぞれの準備で一気に慌ただしさを増しました。この表紙絵が物語ってくれているように今年の秋冬はものと人との出合いによって彩り豊かな日々になりそうです。
店頭にて皆さまとお会い出来ることを楽しみにしておりますので是非ご覧くださいませ。

表紙画/題字:松林誠 

- EVENT SCHEDULE –

糸衣 – 立冬のカシミヤコレクション – 
11月3日(木) – 6日(日) @haus

Jane Muir Exhibition – Bird’s-eye view –
11月12日(土) – 20日(日) @STÖCK GALLERY

ヨハンナ・グリクセンのある暮らし – 25th Anniversary of Normandie –
11月12日(金) – 20日(日) @Töölö

Atelier d’antan – 新作お披露目会 –
11月18日(金) – 23日(水) @Atelier d’antan KOBE

野口 悦士 陶展 – 天地の色合い –
11月26日(土) – 12月4日(日) @STÖCK GALLERY

Advent of Winter – Lithuania Diary –
11月26日(土) – 12月26日(月) @Töölö

ouvrir展 – 咲き添う箱 –
12月10日(土) – 18日(日) @Atelier d’antan KOBE

YUYA EXHIBITION 2022 ちょっきんきりえ展「JAZZ」
12月10日(土) – 18日(日) @STÖCK GALLERY

Toile – Christmas Exhibition –
12月23日(金) – 26日(月) @haus

Pop Up Shop@ haus
糸衣 – 立冬のカシミヤコレクション –
2022年11月3日(木) – 6日(日)

素材調達からはじまり、一枚のニットに仕立て上げられるまで、職人たちの手によって大切に編み出されていくカシミヤニット「糸衣」。今季は定番アイテムのほか、首元をやさしい温もりで包みこむカシミヤストールのカラーが豊富に揃いました。またイベント期間中は貴重なアーカイブコレクションを特別に展示いたします。

Exhibition@ STÖCK GALLERY
Jane Muir Exhibition – Bird’s-eye view –
2022年11月12日(土) – 20日(日)

サウスロンドンにスタジオを構えるセラミックアーティスト。絵を描くように粘土で自由にスケッチしていきその瞬間の感覚を映し込んでいきます。ジェーンの生み出す繊細な色彩感覚と独特のテクスチャーで作られる作品は人物だけでなく鳥や家に至るまですぐに彼女のものだと分かるほどユーモアに満ちています。今回の展示は「Bird’s-eye view」空を羽ばたく鳥が見下ろす神戸の街並みをジェーンが空想する数百点の家や建物の作品で表現します。3年越しで実現した圧巻のランドスケープとなります。この風景の中から是非お気に入りの家を探してみてください。


ジェーンミュアー
Jane Muir セラミックアーティスト

ロンドンにあるCentral School of Art and Design、Royal College of Artなどでデザインを学ぶ。ヨーロッパのアートの分野で数多く受賞の経験を持ち、イギリス・アメリカ・ドイツなどのギャラリーで展示されている。アトリエ・ダンタンで長く取り扱っている彼女の代表的な作品「Little men & Little Ladies」はその表情豊かな愛らしさから多くの人を魅了する。


Anniversary Event@ Töölö
ヨハンナ・グリクセンのある暮らし – 25th Anniversary of Normandie –
2022年11月12日(土) – 20日(日)
*東京での開催はこちらをご覧ください。

フィンランドを代表するテキスタイルブランド、ヨハンナ・グリクセンの代名詞でもあるノルマンディ・コレクションは生誕25周年を迎えます。今回のイベントでは25周年記念にリリースされた新しいパターン「ティルック」を国内で初めてお披露目いたします。Tilkkuはいくつものパターンを美しく組み合わせ、1つのファブリックで楽しめるよう誕生しました。期間中はデザイナーであるヨハンナ・グリクセンとノルマンディ・コレクションの軌跡を展示いたします。

ティルック


Exhibition@ Atelier d’antan KOBE
Atelier d’antan – 新作お披露目会 –
2022年11月18日(金) – 23日(水)
*東京での開催はこちらをご覧ください。

野の花や枝木、氷原や流氷など自然界からのインスピレーションや、フランス庭園の配列など建築的発想から生まれる、ユニークな貴石やパールを用いて構成されるジュエリーと、アンティークスプーンをリメイクしたお守りのようなアクセサリーがフルコレクションで並ぶオーダー会。また、新作も本展よりお披露目となる貴重な機会となります。

Exhibition@ STÖCK GALLERY
野口 悦士 陶展 – 天地の色合い –
2022年11月26日(土) – 12月4日(日)
*作家在廊日 26日

初めて目にした野口悦士さんの緑青の器は素材も国籍も古物かどうかさえもわからないほどの佇まいで、眺めていると奥行きの深いその色合いから無限に広がる宇宙が連想されたのでした。限られた材料の中で窯の中の酸化と還元のムラによって生まれるこの自然美は感性と経験がなせるものです。「器はあくまでも脇役」と野口さんが仰るように料理を盛ったとき、花を一枝いれたとき、野口さんの器は大地のようにそれらを包み込んで奥に潜んだ美しさを引き出してくれます。神戸では初の個展となります。是非お手にとって天地の色合いを感じてみてください。


野口 悦士 陶芸家
1999年に種子島へ移住し陶芸活動を開始。2006年より中里隆氏に師事。唐津・アメリカ・デンマークのKH Würtz(コーホー ヴューツ)などでの滞在制作を経て現在は、鹿児島を拠点にして活動する。

Pop Up Shop@ Töölö
Advent of Winter – Lithuania Diary –
2022年11月26日(土) – 12月26日(月)

リトアニアのデザインプロダクトとクラフトを専門に扱うLT shopが選んだ、遠い国の暮らしや営みに触れられるようなアイテムを、冬のはじまりからクリスマスまでご紹介いたします。飾るだけでも心が豊かになれるような作品は贈り物にもぴったり。手仕事の温もりから感じられるリトアニアの空気に是非触れてみてください。

Exhibition@ Atelier d’antan KOBE
ouvrir展 – 咲き添う箱 –
2022年12月10日(土) – 12月18日(日)
*作家在廊日 10日

アトリエ・ダンタンの作り手が自分たちのリングを入れてみたいと箱作家 椎木希望さんに熱望して実現した神戸では初となる「ouvrir」展。小さな小さな箱にはとても手描きだとは思えないほど精巧で繊細な植物の絵やモチーフが描かれています。それらを眺めているとまるで高貴なカメオや可憐な野花のようで、開けてものを入れるという本来の用途さえ忘れてしまうほどです。私たちの作品の中にも植物をモチーフにした華奢なシリーズがあり、そのリングと並べてディスプレイする日をとても心待ちにしています。

椎木 希望 箱作家
2016年からouvrir(ウーヴリール)として様々な紙を用いて箱作品を制作。完成度の高い複雑な造形はさることながら突出すべきは精巧な描写力。リングケースや標本箱などお気に入りを大切に仕舞えて、開けるたびにときめくような箱を制作のテーマとしている。

Exhibition@ STÖCK GALLERY
YUYA EXHIBITION 2022
ちょっきんきりえ展「JAZZ」

2022年12月10日(土) – 12月18日(日)
*作家在廊日 10日・11日

7年ぶりとなる神戸でのちょっきんきりえ展のテーマは「JAZZ」。描いたり、切ったり、重ねたり、塗ったり。色とかたちで奏でるように生まれる日常を綴るようなYUYAさんの切り絵やドローイングは見ているだけでもワクワクしてきます。可愛さの中にあるデザインや構図はグラフィカルでモダンな佇まい。皆さんが部屋のアクセントとして飾られるのも納得です。今回は切り絵やドローイングの原画に加え、会場限定の壁掛けカレンダーやYUYAデザインのグッズが空間いっぱいに並びます。笑顔になる一日をお楽しみください。

YUYA 切り絵作家・イラストレーター
武蔵野美術大学で建築を学び、2007年から作家活動を開始。シンプルかつ温かな手の跡が残るモダンな作風で、生活空間で楽しめる身近なアートを目指す。各媒体で多数のイラスト・デザインを手がける。中野アトリエ・フォーク代表。

Exhibition@ haus
Toile – Christmas Exhibition –
2022年12月23日(金) – 26日(月)

素材がもつ魅力を最大にいかしてつくられるToile(トワル)のフルコレクション展。貴重なデッドストックの吹きガラスやビーズ、冬の装いが華やぐ淡水パールやダイヤモンドのアクセサリーが一堂に揃います。また本展ではシックで落ち着いた輝きをはなつ、グレーパールの新作アクセサリーをいち早くご紹介いたします。

小さな店が連なる商店街。そこで生まれる出会いが人と人を繋ぎ大きな活気ある街をつくってゆく。私たちの神戸に点在するショップと東京のショップが同じ空の下、見えないアーケードで繋がった「屋根のない商店街」として、いつも人が集う魅力的な街づくりの担い手でありたいと願いを込めています。

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