春の気配を感じて蕾がゆっくりとふくらみ始める季節になりました。私たちの元にも松林誠さんから、「屋根のない商店街 2023 春」の表紙になる画が届き、新しい季節を待ちわびたように伸びやかに可愛らしく咲いた花が社内を活気づけてくれます。
今春もSTÖCK GALLERYやそれぞれのショップでは様々なイベントを開催予定です。フライヤーは店頭でもお配りしておりますので是非ご覧くださいませ。
表紙画/題字:松林誠
- EVENT SCHEDULE –
松本寛司 木工展
3月25日(土) – 4月2日(日) @STÖCK GALLERY
YURI PARK
2023 Autumn & Winter Pre-Order Event
3月31日(金) – 4月3日(月) @haus
ゴーシュ
2023 Spring & Summer Collection
4月8日(土) – 4月16日(日) @haus
Khadi and Co. – ベス・ニールセンの世界 –
4月15日(土) – 23日(日) @Atelier d’antan KOBE
4月15日(土) – 17日(月) @STÖCK GALLERY
ハクトヤがやってくる!
4月21日(金) – 4月25日(火) @STÖCK GALLERY
Lifestyle with
Johanna Gullichsen
4月29日(土) – 5月8日(月) @Töölö
YAECA POP UP SHOP
4月29日(土) – 5月7日(日) @haus
Atelier d’antan -春の新作お披露目会-
5月19日(金) – 23日(火) @Atelier d’antan KOBE
Exhibition@ STÖCK GALLERY
松本寛司 木工展
2023年3月25日(土) – 4月2日(日)
*作家在廊日25(土)・26(日)
初めて拝見した松本寛司さんの作品は、子供の背丈ほどもある脚付きの大きなカッティングボードでした。まな板とは言えないほどのそのダイナミックで愛嬌のある作品を見て、どんな方がつくられているのか興味が湧きました。工房は愛知県の渥美半島の南端にあり、どうもサーフィン好きが高じて海の近くに工房を持つことが夢だったそうです。若い頃は仏師に師事し、仏像や仏具の製作のお仕事に従事されていたと聞くと堅苦しい作品を作られていそうですが、松本さんの作品は素朴で温かくどこか可愛らしさがあります。毎日なぜか手に取るそんな日常の道具のひとつになって欲しいとの願いが込められています。今回の展示では、木目が美しい広葉樹の木材を使用した器や匙、照明など豊かな暮らしのための大小様々な道具をご用意してくださいます。
WORKSHOP
– 木べらをつくろう!-
3月25日(土)・26日(日)
両日一部制12:00 〜 各回定員6名
作家在廊日の2日間にワークショップを開催いたします。当日は作家さんがご用意くださる木材とナイフで30cmくらいのシンプルな木べらを製作する予定です。所要時間は1時間半くらい。当日製作に必要なものはエプロンとマイバッグのみです。予約方法などの詳細はこちらをご確認ください。
松本 寛司 木工作家
愛知県在住。高校の美術科を卒業後、仏師に師事し木工の世界にはいる。その後アジア各地を旅しながら食の大切さを感じる。2004年、多治見の百草さんが監修する共同工房studio MAVOにて製作活動をはじめ、木の器や匙の製作を始める。2011年に渥美半島の南端に制作拠点を構え、現在は全国各地のギャラリーやショップで個展を開催する。
Pop Up Shop@ haus
YURI PARK
2023 Autumn & Winter Pre-Order Event
2023年3月31日(金) – 4月3日(月)
ニットへの深い愛情とともにつくられるユリ・パークのニットコレクション。ミラノの工房で職人が手掛けるアルティジャーノラインの受注会を開催いたします。会期中は定番モデルだけでなく、この秋冬コレクションとして発表された、毛皮のような風合いのカシミヤファーリーや、ダブルボタンジャケットなど新作もオーダーいただけます。
*東京での開催は4月7日(金) – 4月9日(日)を予定しています。
New Arrival@ haus
ゴーシュ
2023 Spring & Summer Collection
2023年4月8日(土) – 4月16日(日)
卓越したパターン技術とこだわり抜かれた生地選びでうまれるゴーシュの洋服。この春届いたばかりのコレクションを一堂に揃えてご紹介いたします。中でもカジュアルなイメージが強いデニム生地を、ゴーシュらしく洗練なものに仕立てたライトオンスデニムのシリーズは必見。軽やかでありながらシックな佇まいのゴーシュのコレクションを是非ご覧ください。
*東京での開催は4月15日(土) – 4月23日(日)を予定しています。
Exhibition
Khadi and Co. – ベス・ニールセンの世界 –
【Exclusive Collection】
2023年4月15日(土) – 23日(日) @ Atelier d’antan KOBE
【Installation & Special Collection】
2023年4月15日(土) – 17日(月) @ STÖCK GALLERY
私たちデフカンパニーが現在展開するカディ&コーのコレクションは、日本の他のショップに並ぶそれとは少し異なり、デザイナー、ベス・ニールセンがライフワークとして守り育ててきたインドの伝統を継承したオーセンティックなアーカイブの中から、長い時間をかけて対話を重ね、お互いが納得して厳選したモデルを復刻してきたエクスクルーシブコレクションです。この度の展示ではその中の一部の作品を春らしい軽やかな色に染めて数量限定でご用意します。またこのイベントに合わせてベス・ニールセン本人の審美眼で選んだ一点物のスペシャルピースはSTÖCK GALLERYでインスタレーションと共に展示販売する予定です。インドの伝統的な文化にも触れることのできる貴重な機会となる本展に是非足をお運びください。
*東京での開催は4月下旬を予定しています。
Khadi and Co.
デンマーク生まれのベス・ニールセンがデザインとディレクションを行うフランスのブランド。年間の半分はインドに出向き彼女がサポートする村で綿を紬ぎカディを織る過程から熟練の職人による手刺繍や縫製までの全工程に関わりコレクションを監修する。
Pop Up Shop@ STÖCK GALLERY
ハクトヤがやってくる!
2023年4月21日(金) – 25日(火)
*店主在廊日 全日程
丹波篠山にある言わずと知れた名店ハクトヤ。城下町の風情ある街並みを歩いていると、歴史を感じさせる大きな古民家が目に入ります。一歩中に入ると、所狭しと置かれる日本各地だけにとどまらず世界中から集められた器や雑貨などの生活用品の数々。その圧巻の品揃えと店主である一瀬裕子さんの人柄に惹かれて、全国から人が足繁く通われています。何を隠そう一瀬さんは「ハオス」のオープニングスタッフでショップのバイイングの担当でもありました。その一瀬さんが13年の時を経てハオスに戻って5日間だけお店を開いてくださいます。期間中は一階の洋服の接客までしてくれるかもしれませんので、昔馴染みのお客様はぜひ懐かしさを味わってください。今回のポップアップではハクトヤさん常設の生活雑貨や、この2月に欧州のブロカントをまわって買い付けてきたばかりの古物などをたくさん展示する予定です。ホワイトキューブの空間を足場もないくらいのモノで溢れさせますと豪語していた彼女の心意気に期待しています。
器と暮らしの道具 ハクトヤ
2010年開店した篠山にある言わずと知れた名店。丹波篠山の地が人気を博した主導者であることは周知の事実。日本全国の作家のもとへ足を運び作家と直接やり取りし自らの目で作品を選ぶ。そのセンスと店主一瀬裕子の大らかな人柄は全国に多くのファンをもつ。
Exhibition@ Töölö
Lifestyle with
Johanna Gullichsen
2023年4月29日(土) – 5月8日(月)
昨年ノルマンディ・コレクション生誕25周年を記念しリリースされた、幾つものパターンがパッチワークのように美しく組み合わされた新作「ティルック」。期間中は、このティルックを使用し無染色のリネンベルトをあしらった人気の日本限定PMバッグシリーズの予約販売会を開催いたします。それに加えてカラーバリエーション豊富なインテリアアイテムや円筒型でベッドエンドなどに最適なチューブクッションなど日本先行発売のアイテムが数多く店頭に並びます。
Pop Up Shop@ haus
YAECA POP UP SHOP
2023年4月29日(土) – 5月7日(日)
大好評だった昨年に続き、今年もヤエカのポップアップをハオスにて開催いたします。ベーシックでジェンダレス、クリーンで着心地のよいヤエカの洋服は、「上質な日常着」がコンセプトのハオスにとって欠かせないブランドのひとつです。会期中はハオス2階の真っ白な空間に、デニムやチノパン、シャツなど定番アイテムを中心にヤエカの洋服がずらりと並びます。またヤエカが展開している「PLAIN BAKERY」や「SAVEUR」の焼菓子も少量ですがご用意しています。神戸の街が賑やかになるゴールデンウィークにふさわしいヤエカのポップアップショップに是非お立ち寄りください。
Exhibition@ Atelier d’antan KOBE
Atelier d’antan -春の新作お披露目会-
2023年5月19日(金) – 23日(火)
アトリエ・ダンタンが制作するジュエリーの新作を含めたフルコレクションからセミオーダーできる貴重な機会です。厳選した一点物の石からそれぞれ着想を得てリングがうまれる「Amulet」シリーズは、通常のコレクションからデザインを発展させています。ジュエリーの装身具としてだけではなく、彫刻としての美しさも同時に感じます。その他のシリーズからも植物、チョコレート、庭園、自然、リズム、色の移ろいなどそれぞれのテーマで新作が並びますのでお楽しみに。
*東京での開催は5月下旬を予定しています。
小さな店が連なる商店街。そこで生まれる出会いが人と人を繋ぎ大きな活気ある街をつくってゆく。私たちの神戸に点在するショップと東京のショップが同じ空の下、見えないアーケードで繋がった「屋根のない商店街」として、いつも人が集う魅力的な街づくりの担い手でありたいと願いを込めています。
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