前回の taste & touch Diary でこれから入荷予定の 2022AW アイテムを一部ご紹介したばかりですが、先日「 Charpentier de Vaisseau 」と「 Atelier d’antan 」の2023年春夏シーズンの展示会が開催されたので、私たちテイスト&タッチもおじゃましました。

それぞれのお店の来シーズンをうらなう大事な展示会のため、皆さん真剣に話を聞いたりお洋服を見ている中、私たちはワクワクドキドキを隠しきれずにすっかり楽しんでしまいました(笑)。ただ、それでもしっかりと見させていただいたので、その様子を少しだけレポートしたいと思います。


まずは、シャルパンティエ・ドゥ・ヴェッソから。神戸の展示会場は2階のこちら。展示会は一般の方は入場できず、お取り引き先の方だけということもあり、少しドキドキしながら階段をのぼっていきます。

飛び込んできたのはブルー、ピンク、イエローの春らしい鮮やかなカラー。心はすっかり春モードになりました。

おなじみの定番のアイテムも細かくパターンを練り直してアップデートしているとのことで、春の登場が待ち遠しいです。


次いで、アトリエ・ダンタンの展示会場の様子も。シャルパンティエ・ドゥ・ヴェッソの展示会場のすぐ近く、アトリエ・ダンタンのアトリエがある建物へ。大きな窓から入り込む光が気持ちのいい会場です。

春夏シーズンにとにかく気持ちよく着てもらえるような生地選びにはじまり、ニュアンスのある生地染めをほどこしたアイテムも登場予定とのこと。やわらかで淡い色合いに目を奪われます。

見た瞬間にどきっとしたマルチチェックはインポートのものだそう。シルクのようなしずかな光沢はサマーウールならではの質感です。

もちろん、定番アイテムもきちんとチェック。旧式の力織機で織られた生地で仕立てたファンの多いアトリエラインのお洋服は、シーズン限定のニューカラーが登場するとのことで、こちらも楽しみですね。


つい、ずらりと並ぶコレクションを前に次の次の季節に思いを馳せてしまいましたが、それは来年の春をどうぞお楽しみに。皆さまにもワクワクしてもらえるご提案ができたらと思います。

展示会場を出れば爽やかな風が吹いていて、神戸の街や山に目を向けると、ちらほらと秋の色が顔を出しはじめました。今週もテイスト&タッチには秋冬のお洋服が続々届いています。来年の春のことは心の片隅におきつつ、引き続き秋の季節をお愉しみください。