眩しい新緑の季節におかげさまで haus は21 周年を迎えました。「上質な日常着」をコンセプトに、様々な国や地域から洋服を中心としたアイテムをセレクトしている haus ですが、その中のひとつにヴィンテージウェアがあります。その時代でしかつくりえない独特の雰囲気をもつものをピックアップし、皆様にご提案してきました。hausでは4月29日から、コツコツ集めてきたヴィンテージウェアを一斉に並べます。ウェブマガジンでは先駆けて、haus のユニフォーム的存在でもあるCharpentier de Vaisseauとのスタイリングを2回に分けて皆様にご紹介いたします。Vol.1はこちらよりどうぞ。
■Military Pants×Knit
前回ご紹介したミリタリージャケット同様、収集癖があるミリタリーパンツ。個性がありながらもスタイルに取り入れやすいパンツは、ヴィンテージに慣れていない方にもおすすめしたいアイテムです。今回はアメリカ、ベルギー、オーストラリアの3か国の個性あるミリタリーパンツを3型ご紹介いたします。
ミリタリーパンツといったらやっぱりオリーブカラーですが、時代や国によって微妙に色が異なります。例えばオーストラリア軍のパンツは黄色みのはいった明るめのトーンですが、ベルギー軍のパンツはかなり濃くて深みのあるトーンです。また生地によって光沢感があったり、凹凸感があったりと個性的な豊かな表情も魅力です。たっぷり荷物が入るカーゴポケットや、ベルトレスでウエストを調整できるアジャスターもパンツによって異なるので、ディテールに注目して選ぶのも、ミリタリーパンツの醍醐味ですね。
存在感がありながらもスタイルに取り入れやすいミリタリーパンツですが、最もおすすめしたいのがニットとのスタイリング。特に上質なスビンコットンをハイゲージで編みたてられたニット‘ Kyle ’とのスタイリングは、カジュアルな中にも品の良さを感じることができます。ミリタリーパンツは合わせるトップスのカラーを選ばないので、せっかくならば発色のいいニットを合わせてみてはいかがでしょうか。
男性の方には、いつもならTシャツをおすすめするところですが今回は半袖のシャツをご提案したいと思います。浅いVネックにリングボタンが清涼感のあるシャツ‘ Steen ’は着心地がよく、またTシャツよりもラフになりすぎません。ホワイトベースにマルチカラーのチェックがこれからの季節にぴったりの一枚です。
■French China Jacket×Border Tee
フレンチチャイナとよばれるアイテムをご存知でしょうか。フランスに渡った中国系の移民が愛用していたジャケットとパンツのことで、いわゆる作業着として親しまれていました。そんなフレンチチャイナのジャケットとパンツを貴重なデッドストックで、また豊富なサイズ展開でご用意いたしました。
フレンチチャイナでまず目に留まるのがフロントのボタン。ボディと同じ生地で作られたディテールに心惹かれます。生地はとても軽くシャツ感覚で羽織ることができるので、これからの季節にぴったりです。元々のルーツからいって、お世辞にも縫製がきれいとは言えませんがそれもまたご愛嬌。じゃぶじゃぶと洗濯を繰り返し着用していただけます。
暑さが増していくこれからの季節はTシャツ‘ Jess ’の上から軽やかに羽織りたいと思います。涼しげに映る真っ白なジャケットに、ブルーのボーダーが爽やかな印象を与えます。
ブラックのジャケットには同じくブラックボーダーを合わせて。ボトムスには軽やかなショーツ‘ Ben ’を選び、サンダル代わりのオーロラシューズをスタイリングしました。またスタイリングではご紹介していませんが、同生地のパンツとのセットアップもおすすめです。5サイズの中からご自身にあったサイズをお選びください。
眩しい新緑の季節に hausは21周年を迎えます。これもひとえに沢山の人やモノとの出合いに恵まれ支えて頂いたおかげだと感謝しております。ゴールデンウィークが始まる4/29(木)より、変わらないハオスらしさを感じていただける特別なアイテムを多数揃えておりますので、皆さま是非ご来店ください。
上記商品については4月29日(木)よりhausにてご紹介致します。お問い合せは神戸hausまでお願いします。