まだ日中は暑さが残る9月ですが、陽が落ちればそこかしこに秋の気配を感じることができます。頬をなでる爽やかな風の匂い、リンリンと鳴り響く虫の音色など季節はゆっくりと、でも確実にかわっていきます。装いも半袖から長袖となり、お出掛けには欠かせない鞄もまた、季節によって持ちたいと思えるものがかわります。本日は丁度これからの季節におすすめの Mimi のレザーハンドバッグをご紹介いたします。

Mimi はデザイナーのミミ・ベリーが2001年に設立したレザーブランド。セントラル・セント・マーチンでファッションデザインについて学んだ彼女は卒業とともに、レザーを用いたバッグとアクセサリーのレーベルを立ち上げました。手作業によって生まれるハンドバッグは、今もかわらずイギリス国内で作り続けることにこだわっており、現在ではイギリス国内のみならずイタリア、フランスそして日本でも取り扱われています。

様々な型をつくる Mimi ですが、その中で私たちは永く使っていただけるクラシックなモデルを中心にセレクトしています。タンニンで丁寧になめされたレザーとゴールドトップとのコントラストが上品な印象を与えてくれるハンドバッグタイプの〈Hebe〉はフォーマルシーンでも活躍いたしますが、普段着にさらりと合わせてもらえたらと思って選んでいます。これから秋が深まり、手編みのニットにジーンズというカジュアルな装いであっても、このバッグひとつで程よい上品な大人の女性らしさを感じさせます。また使ってみると小分けできるポケットがいくつかあったり、コンパクトな見た目に反して収納力もあり、使い勝手の良さに驚かれると思います。

大人の女性たるもの、カジュアルなだけではちょっと…と思われていた皆様に心からおすすめしたいと思えるバッグ。〈Hebe〉を始めとした3型でご用意しておりますので、用途やお好みでお選びいただければと思います。

haus / d’antan /Töölö が選ぶ、時とともに愛着が増していく洋服や服飾小物の中から気になるアイテムをクローズアップ。楽しいお買い物をより大切なものにしたい皆様にお届けします。

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