季節ごとのショップイベントをご紹介する「屋根のない商店街」2025年秋冬号が完成いたしました。

毎号たのしみにしている表紙画は、今回も松林誠さんに手がけていただきました。
森の中の小さな植物や生き物たちが、冬を迎える瞬間を心待ちにしているような、あたたかい一枚です。

そんな冬の訪れをともに感じていただけるよう、神戸ショップだけでなく、東京ショップでもご覧いただける企画もご用意していますので、どうぞお楽しみに。

表紙画・題字:松林 誠

Pop Up Shop@ Töölö
Lithuania Diary -Advent of Winter-
11.22 sat – 12.28 sun

毎冬恒例となりました、LT SHOPさんのポップアップを開催いたします。落ち葉が舞い、冬の空気に白く息をつく街角のなかで、手仕事のぬくもりをそっと感じるひとときは、まるで時間がゆっくりと流れるようです。飾るだけで心が満たされ、贈り物にもぴったりな作品の数々。自然豊かなリトアニアの冬の光や風を思い浮かべながら、遠い国の暮らしに想いを馳せ、静かであたたかい特別な時間をお楽しみください。

LTSHOP

LTSHOP
ソダス ワークショップ
2025年12月20日(土)
@STÖCK GALLERY
13:00-14:30 / 15:30-17:00

黄金色のライ麦をつないで作るリトアニアの伝統飾り「ソダス」は、家族の幸せや豊かさを願うお守り。ゆったりと回る姿は、眺めるだけで心がふわりとほどけます。今回はキット販売とワークショップをご用意。材料のライ麦はクラフトブランド Kumutis のアイバラスさんのご家族が育てたものを使用します。基本の八面体を作ったあと、リトアニアと日本を行き来する彼女の物語を聞きながら、温かなひとときをお茶とともにお楽しみください。


定員 : 各回6名
持ち物 : 必要な方はエプロン(ワークショップに必要な道具や完成品の持ち帰り袋はご用意しております。)
参加費 : 4,950円(税込・材料費込) ※お支払いは当日、現金のみとなります。
所要時間 : 約90分
申込方法 : 11月8日(土)12:00よりこちらよりご確認ください。(ご予約は先着順となります。)


Exhibition@ Töölö
Long autumn nights with Johanna Gullichsen
11.15 sat –

JG

フィンランドを代表するテキスタイルブランド、ヨハンナ・グリクセン。この秋は「Long autumn nights with Johanna Gullichsen」と題し、秋の夜長を心地よく彩るリビングアイテムをご紹介いたします。フィンランドの自然を映したような、森の深みを思わせるダークグリーン。熟れた果実のようなボルドー、夜を纏うブラック――落ち着いた色調が、日々の暮らしに豊かな温もりを添えます。また、本国でリリースされたデニムジャケットとベストの生地を用いた、特別なバッグも登場いたします。ぜひ店頭で、季節の移ろいを感じるひとときをお愉しみください。

LTSHOP


Exhibition@ STÖCK GALLERY
IFUJI Oval Box
11.22 sat – 11.29 sat

木工作家・井藤昌志さんによる「IFUJI」のシェーカーボックスが一同に期間限定で並びます。艶やかな木肌と美しいスワロウテイルの意匠が、冬の空気の中で静かに放つ輝き。共に暮らすように毎日使うことで風合いを増し、自分だけのオーバルボックスへと育っていくその過程もお愉しみいただけます。木の手触りや香りに癒されながら、並ぶ姿の美しさに心をゆだねて。どうぞご自分だけのひとつを見つけるとともに、大切な人への贈り物としてもお選びいただけます。


Exhibition@ haus
Toile-Christmas Exhibition-
12.5 fri – 12.25 thu

街がきらめく冬の夜。雪のように白くやさしく輝くパールをはじめ、ダイヤモンドやアンティークビーズを用いたアクセサリーをフルラインでご覧いただけます。柔らかな光が頬をなで、心までそっと温めるひととき。大切な方への贈り物や自分へのご褒美を見つけに、ぜひお立ち寄りください。


Exhibition@ STÖCK GALLERY
YUYA EXHIBITION-blossom-
12.6 sat – 12.14 sun作家在廊日6日(土)・7日(日)

たくさんの民芸品を飾りながら東京中野で暮らし、生まれてくるシンプルであたたかみのある色とかたち。生活に優しく寄り添う作品は、元気になるような楽しさや季節を感じさせてくれます。3年ぶりとなる神戸の個展では、切り絵・ドローイングに加え、新しい作風のクレヨン画の原画も展示します。各地で好評の白磁の絵付け皿や、主宰するアトリエ・フォークのオリジナル雑貨も並びます。冬の日常に静かに花ひらく時間をお楽しみください。


Exhibition@ haus
hou homespun展-いつもポケットにマフラーを-
12.13 sat – 12.16 tue

ホウホームスパンの展示販売を4年ぶりに神戸にて開催いたします。作り手の上杉浩子さんは、羊原毛を染め、手紡ぎして毛糸をつくることからはじまり、織り機に経糸を掛け、手の感覚で一本一本緯糸を打ち込んでいくという多くの時間と手間をかけて、フワフワの羊毛を上品なテキスタイルへと仕立ててゆきます。今年のテーマは「いつもポケットにマフラーを」。小さなマフラーは、寒くて縮こまりそうな日にも、ふわっと心が持ち上がるように、触れるたびやさしいあたたかさを届けてくれます。そっと巻けば、ひそやかにくすぐるぬくもりが冬の静かな午後に小さな幸せを運びます。そっと手に取り、そのやさしさを心の奥で感じてみてください。


「屋根のない商店街」のフライヤーは店頭 ( haus / Atelier d’antan KOBE / Töölö )にてお配りしていますので、ぜひお手に取ってご覧ください。

小さな店が連なる商店街。そこで生まれる出会いが人と人を繋ぎ大きな活気ある街をつくってゆく。私たちの神戸に点在するショップと東京のショップが同じ空の下、見えないアーケードで繋がった「屋根のない商店街」として、いつも人が集う魅力的な街づくりの担い手でありたいと願いを込めています。

「屋根のない商店街」に掲載していますイベントについてのお問い合わせはこちらまでお願いいたします。

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