先日更新いたしました「 haus note 」はご覧いただけましたでしょうか。神戸ハオスと東京ハオス&テラスの日常をこれからお届けいたしますので、是非ご覧くださいませ。そんなhaus note の第一回は神戸ハオスに欠かせないオーロラシューズにまつわる風景をご紹介いたしました。オープンから取り扱い続けているオーロラシューズはたくさんの魅力が詰まっている靴です。本日のカタログではその魅力について改めて掘り下げてご紹介したいと思います。

アメリカ・ニューヨーク州にある小さな村、オーロラ村を拠点にひとつずつ丁寧にハンドメイドされているオーロラシューズはその大きな特徴として、他にない革馴染みの良さがあります。人によって履きはじめは窮屈に感じる方もいますが、しなやかでやわらかなレザーはひと月もすれば足にフィットしていくので、まさに自分の足に合った世界に一足だけの特別な靴になります。

またレザーにオイルをたっぷりと染み込ませているので耐久と撥水に優れていること、ソールには交換が可能なビブラムソールを使っていることもあって、長くご愛用いただけるのも魅力です。

革靴は「重くて固い」「履いていると疲れる」といったマイナスイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、オーロラシューズは革靴と思えないほどやわらかくて軽いため、スニーカーのような感覚で履いていただけます。ころんとした丸いフォルムもどこか愛らしく、ジーンズなどのメンズライクなスタイルからスカートやワンピースなどの女性らしい装いまで幅広いスタイリングに合わせていただけます。

僕がオーロラシューズを購入したのはちょうど10年前のことで、ミドルイングリッシュというスリッポンタイプを選びましたが、今も現役で履き続けています。はじめは明るいブラウンでしたが、今ではこんがりとしたダークブラウンになり、その表情は自分でも見ていてうっとりとするほど豊かなものになりました。もちろん10年も履いていると所々ダメージが出てきたりしますが、それ以上に愛着があるので、修理を重ねてこれからも付き合い続けていきたいと思っています。

オーロラシューズはどんなスタイルにもぴったりと合い、また靴紐もなくすぽっと履くことができるのでついつい履きすぎてしまいますが、それだけ自分には欠かせない相棒のような存在です。夏は素足で、冬はもこもこの靴下で、一年を通して皆様にとっても欠かせない存在になっていただければ嬉しく思います。


haus / d’antan /Töölö が選ぶ、時とともに愛着が増していく洋服や服飾小物の中から気になるアイテムをクローズアップ。楽しいお買い物をより大切なものにしたい皆様にお届けします。

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