イタリアはミラノにアトリエを構えるニットブランド < YURI PARK > 。イタリアの伝統技術とニットを愛する職人の心を礎に、丁寧な手仕事を経て美しいニットをうみだしています。

着る人と一緒に歳を重ね、心に豊かさを与えてくれるそのニットは単なる衣服としての価値を超えて、私たちの日常に寄り添ってくれる存在です。そんな、私たちも愛してやまないユリ・パークの2024年春夏の受注会を神戸ハオス、渋谷ハオス＆テラスにて開催いたします。イベントに先がけて、今回のコレクションの一部をご紹介させていただきますので、ぜひ最後までご覧ください。

今回のコレクションで初めて加わった、リネン100％のシリーズ。
ユリ・パークのニットの特徴である編地の美しさを大切に、清涼感のあるリネン糸を使用することで通気性に優れ、肌への刺激も少なく、着る人に快適な心地良さを感じさせてくれます。
リネン特有の落ち感のあるシルエットが女性らしく上品な印象で、コットン素材とはまた違った魅力で着こなしの愉しみを広げてくれます。

伸縮性が少ないリネン糸は編み立てることに時間と技術を要しますが、「時間がかかってもいいから、手仕事の良さを生かして良いものをつくりたい」というデザイナーと職人たちの想いに、ユリ・パークのものづくりへの信念とニットへの深い愛情を感じていただける逸品です。

落綿と呼ばれる、糸を製造する工程で削り落とされる綿を再利用して作られた糸を用いた「RAFFY TOP」のシリーズは、ふくらみのある表情と素朴でカジュアルな風合いが魅力です。
スウェットのような気軽さを感じながらも品のある美しいシルエットにユリ・パークらしさを感じていただけます。何よりも身に纏った時のふんわりと包み込まれるような着心地の良さに、毎日でも袖を通したくなってしまいそうです。

オーガニックコットンの自然な風合いと色味を活かした新定番「ORGANIC COTTON FOX FIBER」。デザイナーがその魅力に惚れ込んだという、アメリカの生物学者、サリー・フォックス女史により生み出された茶綿を日本で紡績した糸を用いています。無染色の自然な風合いを持つブラウンはやわらかな発色で優しい印象です。