友人からふいに手紙が届きました。彼女の字をじっくり見るのは高校生以来なので、随分久しぶりのことです。昔と変わらない右上がりの少し癖のある字。シンプルだけどこだわって選んだんだろうな、と思わせる便箋と封筒。そこかしこから彼女らしさが伝わってきました。頻繁に連絡を取り合っている彼女があえて手紙をしたためてくれたことがとても嬉しく温かい気持ちになりました。

思い通りに線を操ることは難しい

手書きの字にはその人らしさが表れているように感じます。その日のコンディションによって角ばったり滑らかだったり、心の中を映しているようで面白いなと思います。私はたおやかで気持ちのいい字を書きたいな、と思うのですが、思い通り線を操ることはとても難しく、せめて気持ちをこめて丁寧にと心がけています。次のお休みにはゆっくり時間をかけて、彼女に手紙を書こうと思っています。

しなやかな躍動感を感じさせるSen

アトリエ・ダンタンのジュエリー“Sen”のシリーズは1本の線でどれだけの世界観を表現できるかを追求したものです。華奢に見えるラインは思いのほか強く、しなやかな躍動感を感じさせます。付け方によっては全く違うデザインに見えたりとアレンジを楽しめるのも魅力です。見ているだけで気持ちが満たされる研ぎ澄まされたデザインと美しいフォルム。身に着けると手の中でとても自由な発想が生まれるのと同時に何故か背筋がピーンと伸びる感じがします。それは気持ちを集中して文字を書く時の緊張感、心地よさに通じているような気がします。

新丸の内ビルディング2階、アトリエ・ダンタン東京店では“Sen”はじめジュエリーコレクションがフルラインナップでご覧いただけます。お近くにお越しの際にはぜひお試しください。スタッフ一同、心よりお待ちいたしております。

Atelier d’antan東京 スタッフ M

日めくりダイアリー

私たちショップスタッフが綴る’日めくりダイアリー’では、店頭にお越しいただいたお客様へお伝えしたいことをウェブマガジンでもご紹介させていただきます。外出を控えていらっしゃる方にも店頭でお話しながらお買い物をしているような気分を楽しんでいただけたら幸いです。気になることがありましたら、どんな些細なこともお気軽にメールにてお問い合せください。

8月に入りうだるような暑さが続いていますが、皆さま体調など崩されておりませんか。ご来店くださる方が麦わら帽子やサンダルをお召しになっているのを見ると、夏の盛りを感じます。夏にしか愉しむことのできないアイテムを身に着けられるのは、四季のある日本ならではの喜びのひとつですね。

アトリエ・ダンタンにも夏の装いを彩るアイテムがいくつかあるのですが、今回私がご紹介するのは職人の卓越した技術により生まれる竹籠バッグ「 Coutelas 」です。

使い込むほどに味わい深くなる竹籠

竹籠職人の丁寧で愛情のこもった手仕事によって作られた「 Coutelas 」は経年変化を楽しみながら、まさに育てていくかごバッグです。はじめは白さが残る竹籠もだんだん色が濃くなっていき、味わい深い色に変化していきます。

使い込むほどに味わい深くなる竹籠はいずれどこにいっても出合えないご自身だけの唯一無二の存在になるでしょう。この先ずっと使いたいというものをお探しの方に是非お選びいただければと思います。

Coutelas -クートラス- 入荷してきました

今回私は「 Coutelas 」に最近入荷してきましたアトリエ・ラインのお洋服を合わせてみました。素材の違うナチュラルカラーのコントラストがそれぞれの良さを引き立て合います。かごバッグというと白いブラウスやワンピースなど夏らしいコーディネートが思い浮かびますが、優しい竹のお色はどんなお洋服にも馴染みやすく、デニムなどカジュアルな装いとも相性が良いです。そして季節が巡り、冬のニットに合わせるのも私は粋ではないかと思います。「 Coutelas 」をお選びいただいた方には、是非様々なコーディネートを楽しんでいただきたいです。

Atelier d’antan スタッフ O

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