海の皿・山の皿
 
一雨ごとに風の涼やかさを感じられるようになり、気がつけば9月です。不思議なもので夏から秋へとシフトチェンジすると選ぶ洋服の色だけでなく食卓並べるお料理の彩りも変わります。さて心地よい秋のはじまりの新しいメニューをご紹介するとともに、今日は手間隙のお話。月替りでお楽しみいただける、ハオスのごはんと、季節のケーキ。お客様には見えないところで料理長とパティシエが「こっちの方がより美味しい!」「こっちの方が季節に合ってる!」といつも試作、試食を重ねています。そして撮影の日にスタッフが集まり、新メニューについて説明会。素材選び、下ごしらえにはじまり、気を抜けない低温調理や仕上げのデコレーション、ソースに至るまで、そのこだわりを数えるときりがありません。手間隙をかければかけるほどに仕上がりに大きく違いがうまれます。
 
 

秋はハオスのごはん
海・山ともにソースをお楽しみください

 
 


 
 

海の皿

サーモンのコンフィ 紫蘇ジェノベーゼ
 
バジルだけでなく大葉がプラスされています。バジルの香りに負けない大葉の爽やかさがお魚にぴったり。細かく砕いたアーモンドがちょうどよいアクセントになっています。天然酵母のカンパーニュとの相性も良いはずです!

haus diningroom

 
 
 
 


 
 

山の皿

ローストポーク 無花果の赤ワインソース
 
フレッシュな無花果がとろとろになるまで時間をかけてくつくつ煮込んで仕上げるコクのあるソース。こちらも気長に、決してぐらぐらと煮立たせないように注意しながら。無花果とバルサミコの風味がバランスよくローストポークがいくらでも食べれてしまいます。

haus diningroom

 
 
 
 

洋梨とオレンジのショコラタルト

洋梨とオレンジのショコラタルト

アーモンドクリームとカスタードを混ぜたフランジパーヌクリームをショコラのタルト地にのせて焼き上げています。デコレーションに選んだ果物は木苺に漬けた洋梨とフレッシュオレンジ。秋のはじまりに是非お召し上がりいただきたいです。

●フランジパーヌクリーム
パリでの勤務歴が長かったパティシエが発する洋菓子用語は時々、難しすぎるのですが焼き上がったケーキはどれもこれも「美味しい」の一言に尽きます。ショコラのタルト地とアーモンドクリームとカスタードを絶妙な配合で混ぜ合わせた軽やかなフランジパーヌクリームも、デコレーションに選んだ洋梨を木苺と一緒に一晩漬け込んだ、その手間隙全部がお客様の「わぁ!おいしい~」に変換されますように!!

 
 
 


 

スタッフ募集

ハオスダイニングルームでは私たちと一緒に心のこもったおもてなしでお客様をお迎えしてくれる方をお待ちしております。この春、店内メニュー・テイクアウトともにリニューアルし、新しい気持ちでいっぱいです。元気でやる気のある方、そして飲食店(キッチン)勤務経験者の方のご応募をお待ちしております。

Recruit


 

緑の旗が目印の神戸ハオスの2階にあるハオスダイニングルームより不定期にお届けする「街の小さな食堂だより」。日替りランチのこと、人気のお惣菜レシピ、キッチンから溢れる美味しい話などなど、ウェブマガジンでもお楽しみください。

haus diningroom
ハオスダイニングルーム
神戸市中央区海岸通 1-2-15
078.327.4581
11:30 – 19:30 〈 L.O. 19:00 〉

instagram Instagram

街の小さな食堂だより一覧へ