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洋服や身につける小物を選ぶとき、皆さんはどんなことを大切にされていますか。私自身はシンプルな装いを好む分、着心地の良さを一番に考えることが多く、見た目は二の次になってしまって、クローゼットはいつもモノトーン。そんな単調な私でさえ思わず釘付けにされてしまう、まるで絵画のようなストール、「 Sophie Digard 」(ソフィー・ディガー)をご紹介いたします。

同名の女性デザイナーが手がけるソフィー・ディガーは1999年に設立されました。幼少の頃から手芸や糸に触れてきた彼女はパリ郊外にアトリエを構え、リネンやウールなどの天然素材を使ったストールやバッグ、アクセサリーを制作・デザインしています。彼女の作品の特徴はまるで子どもが描いたような自由で愛らしいモチーフと、何十色もの糸を同時に用いた大胆な色使い、そしてその全てが職人による手仕事であるということです。その複雑で細かなデザインにより、小ぶりなストールであっても完成までにはおよそ1ヶ月の期間を要しますが、そうして手間隙を惜しまずつくられた彼女の作品は世界中の人々を魅了し続けています。中でもずっとオーダーし続けているストールは私たちにとって欠かすことのできないアイテム。デザインやカラーはシーズンによって異なりますが、普段のコーディネートにも取り入れやすく、永く愛用してほしいという想いから、丸や四角で構成されたジオメトリックなものを中心にセレクトしています。それらを首元にくるんと巻いたり、肩に掛けたりするだけで一面に広がる花畑のような華やかさがプラスされます。

オールハンドメイドということもあり決してお安くはありませんが、身も心も温めてくれるソフィーのストールは一生モノとして選んでいただく価値あり。部屋にとっておきの絵を飾るように、秋から冬にかけての装いを彩ってみてはいかがでしょうか。

haus / d’antan /Töölö が選ぶ、時とともに愛着が増していく洋服や服飾小物の中から気になるアイテムをクローズアップ。楽しいお買い物をより大切なものにしたい皆様にお届けします。

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